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リカバリー時の起動(再起動)

パスワードの紛失や仮想サーバーの不具合等で、ご利用の仮想サーバーへアクセスが行えなくなった場合に、別の仮想サーバーを立ち上げて設定ファイルの修正やデータ取得ができる機能です。

当ガイドでは下記の文言を用いて説明します。

実サーバー 実際にお客さまが作成した仮想サーバー。設定したユーザーや、アップしたデータは実サーバーに格納されています。
リカバリーサーバー リカバリーモードを実行した際に立ち上がる仮想サーバー。リカバリーモード時はリカバリーサーバーに接続されている為、実サーバーに設定したデータはマウントしない限り閲覧、編集することはできません。

STEP1 仮想サーバーを選択

リカバリーをしたい仮想サーバーを選択します。左メニューにある[仮想サーバー]をクリックし、一覧の中から該当の仮想サーバーを選択してクリックします。

STEP2 リカバリー時の起動を選択

[ツール]メニュー内の[リカバリー時の起動]をクリックします。
なお、仮想サーバーが起動している場合には、[リカバリー時の再起動]と表記されています。

STEP3 確認画面

リカバリーモードで起動(再起動)するかのポップアップが出ます。
問題ない場合には[OK]をクリックしてください。


リカバリーモードのユーザー情報

リカバリモードでは、下記情報でサーバーへログインします。

ユーザーアカウント root
パスワード 仮想サーバーのrootパスワード

STEP4 リカバリーモードの確認方法

該当サーバーへターミナルエミュレータ(SSH)にてアクセスし、STEP3にあるリカバリーモードユーザーでログインできれば、リカバリーモードへ切り替わっていることが確認できます。なおリカバリーモードの場合は、WindowsOSテンプレートであっても、サーバーへのアクセスはターミナルエミュレータからの接続となります。

STEP5 リカバリーモードから仮想サーバーへ接続

リカバリーモードを実施すると、実サーバーのOSテンプレートに関係なく全て[CentOS]のリカバリーサーバーが立ち上がります。リカバリーサーバーは実サーバーと異なるサーバーです。その為、実サーバーで設定したユーザーやデータは格納されていません。

STEP5では、リカバリーサーバーで実サーバーを認識させる方法をご紹介いたします。



LinuxOSテンプレートをご利用の場合

まずは、リカバリーサーバーへターミナルエミュレータ(SSH)にてアクセスします。

login as: root
root@***.***.***.**'s password: root

実サーバーのデバイス名を確認する為、[fdisk]コマンドを利用します。LinuxOSの場合は、青字のSystem項目に[Linux]と表示されているところを参照します。サンプルでは、実サーバーのデバイス名が「/dev/hdb1」であることが分かります。

[root@recovery ~]# fdisk -l

Disk /dev/hdb: 5368 MB, 5368709120 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 652 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/hdb1   *           1         652     5237158+  83  Linux

実サーバーのデバイス名を確認後、リカバリーサーバーで実サーバーを認識させる為、[mount]コマンドを利用します。下記のコマンドは、実サーバーの「/dev/hdb1」の領域を、リカバリーサーバーの「/mnt」で認識(マウント)させるために実行しています。

[root@recovery ~]# mount /dev/hdb1 /mnt

[mount]コマンドが成功しているか確認する為、[df]コマンドで確認します。青字のように、マウントしたデバイス名が表示されていれば成功です。

[root@recovery ~]# df -h
Filesystem            Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/mapper/live-rw   4.0G  1.1G  3.0G  27% /
tmpfs                 123M     0  123M   0% /dev/shm
/dev/hdb1             5.0G  1.1G  3.6G  24% /mnt

マウントに成功すると、「/mnt」配下に実サーバーのディレクトリー情報が確認できます。

[root@recovery ~]# ls /mnt
bin   dev  home        lib    lost+found  mnt  proc  run   selinux  sys  usr  vmlinuz
boot  etc  initrd.img  lib64  media       opt  root  sbin  srv      tmp  var


WindowsOSテンプレートをご利用の場合

まずは、リカバリーサーバーへターミナルエミュレータ(SSH)にてアクセスします。WindowsOSテンプレートをご利用の場合でも、エミュレータ接続が必要となります。

login as: root
root@***.***.***.**'s password: root

実サーバーのデバイス名を確認する為、[fdisk]コマンドを利用します。WindowsOSの場合は、[Disk]項目を参照します。サンプルでは、実サーバーのデバイス名が「/dev/sdb1」であることが分かります。

[root@recovery ~]# fdisk -l

Disk /dev/sda: 280 MB, 280145920 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 34 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes

Disk /dev/sda doesn't contain a valid partition table

Disk /dev/sdb1: 26.8 GB, 26843545600 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 3263 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes

     Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sdb1p1   *           1        3264    26212352    7  HPFS/NTFS

WindowsOSはLinuxOSとは異なり、直接[mount]コマンドを利用することができません。リカバリーサーバーで実サーバーを正しく認識するよう、[kpartx]コマンドを実行しパーティションを識別させます。(「/dev/sdb1」は、前項で確認したデバイス名を入力してください。)

[root@recovery ~]# kpartx -a /dev/sdb1

正しく識別されているかを確認します。青字のように[sdb1p1]と表示されていれば成功です。

[root@recovery ~]# ls -la /dev/mapper/
total 0
drwxr-xr-x  2 root root     120 Oct 15 04:10 .
drwxr-xr-x 10 root root    3460 Oct 15 01:13 ..
crw-------  1 root root  10, 62 Oct 15 01:13 control
brw-rw----  1 root disk 253,  1 Oct 15 01:13 live-osimg-min
brw-rw----  1 root disk 253,  0 Oct 15 01:13 live-rw
brw-r-----  1 root disk 253,  2 Oct 15 04:10 sdb1p1

次に、マウントするためのディレクトリーを作成します。ここでは「/mnt/win」というディレクトリーを作成しています。

[root@recovery ~]# mkdir /mnt/win

作成したディレクトリーに、「ntfsmount」コマンドを利用して実サーバーをマウントします。

[root@recovery ~]# ntfsmount /dev/mapper/sdb1p1 /mnt/win

[mount]コマンドが成功しているか確認する為、[df]コマンドで確認します。青字のように、マウントしたデバイス名が表示されていれば成功です。

[root@recovery ~]# df -h
Filesystem            Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/mapper/live-rw   4.0G  1.1G  3.0G  27% /
tmpfs                 512M     0  512M   0% /dev/shm
/dev/mapper/sdb1p1     25G  8.7G   17G  35% /mnt/win

マウントに成功すると、「/mnt」配下に実サーバーのディレクトリー情報が確認できます。

[root@recovery ~]# ls /mnt/win/
Boot          diskfix.txt                        pagefile.sys   Program Files (x86)        test.txt
bootmgr       Documents and Settings             PerfLogs       Recovery                   Users
BOOTSECT.BAK  gplpv_Vista2008x64_0.11.0.308.msi  ProgramData    $Recycle.Bin               Windows

STEP6 リカバリーモードの解除

リカバリーモードでファイルの修正などが終了したら、リカバリーモードを解除します。
仮想サーバーが起動している場合は[再起動]、停止している場合は[起動]ボタンをクリックします。
再起動(起動)が完了すれば、リカバリーモードが解除され、本来の仮想サーバーへ接続が可能になります。

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