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GMOクラウドPublicでは、クラウドコンソールからオートスケールアップの設定をすることができます。
仮想サーバー単体の能力を、決められたポリシーのもと自動的にアップさせる機能です。
ご利用いただける環境
当機能は、OSテンプレートに「LinuxOS」が選択されている場合にご利用いただける機能です。WindowsOSには対応しておりませんのでご注意ください。
動作可否 LinuxOS WindowsOS Xen(ハイパーバイザー) ○ × ※ 現在、クラウドコンソール上から高速ゾーン(KVM)やWindowsOSを利用の場合であっても、オートスケールアップ設定が行えますが、実際にはご利用いただけません。現在機能制限の改修中です。
STEP1 オートスケールアップの設定画面へアクセス
オートスケールアップは仮想サーバー設定時とは別に、どのようなタイミングでどのリソースをスケールアップするかのポリシーを設定が必要です。
仮想サーバーの詳細メニュー内にある、下記項目よりオートスケールアップの設定画面にアクセスしてください。
STEP2 オートスケールアップのポリシー設定
どういった基準でオートスケールアップを行うのか、ポリシー設定を行います。この設定を行っていない限り、オートスケールアップが行われることはありません。
該当リソースにスケール条件、追加リソースの数値を入力後[適用]をクリックしてください。
オートスケールアップの設定前に、必ず下記注意事項をご確認ください。
オートスケールアップしたリソースは、自動でスケールダウン(縮退)はしません。スケールアップ状態をご確認いただき、不要なリソースについては手動で変更を行ってください。
32bit(x86)はOSの仕様上、メモリーは4GBまでの認識となります。オートスケールアップにより4GB以上に設定ができてしまいますが、サーバーが立ち上がらなくなる事象を確認しております。スケールアップを設定する際にはご注意ください。(現在、機能制限が行えるか確認中となります。)
メモリー・CPUのスケールアップ時には再起動は起こりませんが、ディスク追加時には再起動が発生します。
オートスケールアップが対象となるディスクは、プライマリディスクです。パーティションの異なるディスクは対象ではありません。
スケール条件とは
該当リソースが何%より上(※)の状態で、何分間継続した場合にスケールアップが行われるかのトリガー設定を行います。 ※スケール条件の定義は、「●%以上」ではなく「●%より上」と定義づけられています。よって、スケール条件として「100%」と設定してしまうと、正常にオートスケールが動作しません。「80%」等、比較的余裕を持った値に設定することをお勧めいたします。
追加リソースとは
スケール条件で設定した条件を満たした場合に、スケールアップする追加リソースと、24時間内でスケールアップする最大値を設定します。
追加リソースの最小値
メモリー 1MB CPU 1% ディスク 1GB
[適用]ボタンをクリックした段階で、オートスケールアップの設定がされます。その為、追加リソースの24時間基準は[適用]ボタンを押した時間から換算されます。